【初心者も失敗しない】ブログコンセプトの決め方|6ステップで徹底解説

【初心者も失敗しない】ブログコンセプトの決め方|6ステップで徹底解説
  • ブログを始めたいけど、コンセプトが決まらない
  • そもそも、ブログにコンセプトって必要なの?

上記のような悩みは、わたしもブログを始めようとしたときに感じました。

雑記ブログになりそうで不安になったり、よくわからないままブログを始めた結果、方向性がブレてしまったり。

そんな失敗は “ブログ初心者あるある” なんですよね。

そんな経験を活かして、この記事ではブログコンセプトに関する次のような悩みを解決します。

  • コンセプトとはなにか
  • ブログコンセプトの決め方
  • 稼げるブログにするための決め方

この記事の信頼性

わたしはブログ副業歴6年、ブログ収益でチケット代を9枚以上回収し、推し活を楽しんでいます。

ブログは、コンセプトを明確にするだけで

  • 読まれる
  • 読者に好かれる
  • 収益やアクセス増加を見込める

といった “成功” へグッと近づきます。

「ブログで稼ぎたい」と考えている人は、ぜひこの記事でコンセプトの決め方を確認していってください。

最後まで読み進めれば、

  • ブログの方向性がハッキリし
  • 迷わずスラスラと記事が書けるようになり

収益の上がる “ブレないブログ” がつくれるようになるはず。

自分だけのブログコンセプトを、一緒につくっていきましょう!

本記事のもくじ

はじめに:なぜブログコンセプトが重要なのか

はじめに:なぜブログコンセプトが重要なのか

ブログを成功させるには「コンセプト」が必須です。

  • 読者にメッセージが伝わる
  • → 読者に信頼されやすくなる
  • → ブログで成果が出やすくなる

コンセプトの重要性は、上記の通りです。

たとえば、カフェを探しているとき

店の前に「コーヒー専門店」と書いてあれば、「この店ではコーヒーが飲めるんだな」と安心できますよね。

でも、看板もない、メニューもないお店だったら、不安になって違うお店を探すでしょう。

ブログも同じで「このブログはなにを扱っているか」が明確なほうが、読者は安心できるんです。

コンセプトが決まっていないブログは、

  • 誰に伝えたいのか
  • なにを言いたいのか
  • なにが得られるのか
  • なんの目的で存在しているのか

がわからず、読者に興味を持ってもらいにくくなります。

結果的に収益化やブランディングにも悪影響となるため、コンセプトを設定することはとても重要です。

そして、コンセプト設計は “どんなブログにしていくか” を決める「サイト設計」の一部でもあります。

  • 誰に
  • なにを
  • どんなトーンで
  • どんな順番で伝えて
  • どんな解決策を提示すればいいか

“どんなブログにするか” が決まっていれば、迷う心配がないですよね。

ブログ運営において「コンセプト」は、ブログの方針を決める「設計図」の大切なパーツのひとつ。

次の章から順を追って

  • ブログコンセプトの基本
  • ブログコンセプトの決め方(6ステップで)
  • コンセプト設定の後にやるべきこと

について説明していきます。

ブログの「コンセプト」とは?

ブログの「コンセプト」とは?

ブログコンセプトは、あなたのブログの「核」となる部分です。

  • 届けるテーマ・内容
  • それを誰に届けたいか
  • 届ける価値やメッセージを明確にする

上記を明確にすることで「選ばれるブログ」がつくれます。

コンセプトの定義と役割

  • 切り口
  • オリジナリティ
  • 企業でいう経営理念
こまり

わたしは「ブログコンセプト = 独自の切り口」と考えています。

もっとわかりやすく言うと「ブログコンセプト = 読者がそのブログを選ぶ理由」ですね。

コンセプトを立てることで、読者が集まりやすくなり、ブログ運営が成功しやすくなります。

コンセプト設計は「サイト設計」の一部

「サイト設計」の概要は、次の通りです。

  1. ブログの目的
  2. テーマ(ジャンル)
  3. コンセプト(← この記事)
    • 独自の切り口
    • ペルソナ
    • 届けたい価値・未来
  4. 売るもの
  5. キーワード選定
  6. トピッククラスター設計
  7. カテゴリー整理

コンセプト設計は、独自の切り口とペルソナ、届けたい価値をもとに “ブログが選ばれる理由” をつくること。

コンセプトを定めることで

  • どんな解決策(案件)を売ればいいか
  • どんなキーワードで記事を書けばいいか

が明確になり、その一貫性がブログを大きく成長させます。

コンセプトとテーマの違い

  • テーマ → 話題、主題
  • コンセプト → テーマに対する切り口、独自の視点

コンセプトは、テーマがあってこそ機能します。

漫画「葬送のフリーレン」の例

  • テーマ → 異世界ファンタジー
  • コンセプト → 冒険の終わりから始まる物語

異世界ファンタジーの王道である「魔王討伐」ではなく、「魔王を倒したその後を描く」というところが独自の切り口になっています。

「テーマ」がありきたりだったとしても、「コンセプト」がしっかりしていれば

  • 「見てみたい」
  • 「おもしろそう」
  • 「それってどういうこと?」

というように、相手の注意を引くことができます。

コンセプトがないブログのリスク

  • 記事に一貫性がない
  • → 書いても読まれにくい
  • → 読者の信頼を得にくい
  • → 収益化やアクセス増加がしにくい

コンセプトを決めない例

たとえば、旅行の記事、グルメの記事、ビジネスの記事などを、思いつくままに書くブログがあります。

旅行の記事でブログに入ってきた読者が、グルメの記事やビジネスの記事を読んでくれる可能性は低いですよね。

結果として “読まれない記事” が量産され、ブログの評価が下がります。

そんなブログから収益が発生するはずもなく、モチベーションも下がるばかり。

このように、コンセプトを決めないと

  • 一貫性がない
  • 読まれない記事が増える
  • Google の評価が下がる
  • アクセスが増えない
  • ブログ収益も上がらない
  • モチベーションが下がる
  • ブログをやめてしまう

という悪循環が起こってしまうんです。

ブログコンセプトの決め方【6ステップ】

ブログコンセプトの決め方【6ステップ】

ここからはブログのコンセプトを決める方法を、6つのステップに沿って説明していきます。

  • ジャンルを決める
  • 誰が伝えるか
  • 誰に伝えるか
  • なにを伝えるか
  • なにを実現するか
  • フレーズ化する

上記の順に進めていけば、自分だけのブログコンセプトが完成しますよ。

STEP1 – ジャンルを決める

最初に決めるのは「発信テーマ」です。

  • 美容
  • 節約
  • 料理
  • 旅行
  • ダイエット

上記のような感じですね。

思い浮かばないときは、「これまでの自分」をふり返ってみましょう。

  • 毎日やっていること
  • お金を稼いだ経験
  • 人より難なくできること
  • なににお金をかけてきたか
  • なにに時間を費やしてきたか
  • 他人は嫌がるけど、自分は好きなこと

上記のような視点から自分を分析してみると、発信テーマが見つかりやすくなります。

とくに「好きなこと」に関するブログは、長続きしやすく、記事に熱量が込められるので、おすすめです。

  • 具体例 → 大学時代のバイト経験、資格取得の体験談、留学経験など

STEP2 – 誰が伝えるか

「自分だからこそ語れる視点 = 独自の切り口 = コンセプト」です。

  • 海外留学の経験がある
  • 3浪して大学に入った
  • 28歳で総資産5,000万円
  • 30代半ばまでニート → 起業
  • 管理栄養士の資格を持っている

一般的にはマイナスな経験も、見方を変えれば「強み」になります。

当ブログで言えば「ブログ副業歴6年、ブログ収益でチケット代を9枚以上回収し、推し活を楽しんでいる」という部分が「独自の視点」ですね。

STEP3 – 誰に伝えるか

「誰に伝えるか」も切り口のひとつです。

たとえば「料理」をテーマに発信をするとします。

  • Aさん → 20歳で上京、初めてのひとり暮らしで自炊に初挑戦
  • Bさん → 53歳の主婦、子どもが独立し、夫婦2人暮らしの料理に変更

AさんとBさんがほしがる情報は、まったく違いますよね。

上記のようにペルソナを設定することで、発信内容がしぼられ、読者の興味を惹きつけます。

ペルソナ設定について詳しく確認したい人は「【初心者必見】ブログのペルソナ設定を6ステップで解説丨パクれる具体例つき」という記事を参考にどうぞ!

STEP4 – なにを伝える

「STEP3で決めたペルソナの悩みに対して、自分がどんな解決策を示してあげられるか」です。

先ほどの Aさん と Bさん を例に考えてみましょう。

  • Aさん → 20歳で上京、初めてのひとり暮らしで自炊に初挑戦
  • Bさん → 53歳の主婦、子どもが独立し、夫婦2人暮らしの料理に変更

Aさん と Bさん それぞれに伝えられそうなのは…

  • Aさん → ひとり暮らしに必要なキッチン道具、調味料、初心者向けのかんたんレシピ
  • Bさん → 中年になったら考えたい栄養バランス、胃にやさしいヘルシーレシピ

上記のような感じですね。

ここで挙げた「なにを伝える」がコンテンツの土台となるので、できるだけ多く考えてみましょう。

STEP5 – なにを実現するか

「悩みを解決することで、読者にどんな姿になってもらいたいか」です。

もしくは「その悩みを抱えている読者は、どんな未来を求めているか」と言い換えることもできます。

たとえば、「半年でTOEIC 600点 → 900点 に伸ばしたい大学生」がいるとします。

その大学生は「なぜ」TOEIC 900点 をとりたいのでしょうか?

  • 海外の大学へ留学するため
  • 就活のアピールポイントとするため

人によって「なぜ」の理由は変わるので、ペルソナ設定が重要であることもわかるはずです。

「なぜ」が変われば、伝える内容も、伝え方も変わってくるので、きちんと言語化しましょう。

STEP6 – フレーズ化する

ここまでの内容をまとめて、文章に起こします。

有名企業の例

ユニクロのコンセプト → みんなのための「LifeWare(究極の普段着)」をつくる

上記のように、ひと言でうまくまとめられなくても OK です。

当ブログのパターン

わたしは下記のように、文章でまとめています。

わたしは、推し活歴20年以上の30代女性です。20代のすべてを推し活に捧げた結果、お金を使い過ぎて後悔したという経験をもとに、推し活でお金を使い過ぎてしまうと悩む20代の推し活女子に向けて、推し活費の節約方法やお金の管理方法、お金の増やし方を伝えます。その結果、読者にお金に悩まず推し活を楽しめるようになってもらいます。

読みにくいですが、公開しない前提の文章なので、自分が読んでわかればよしです。

  • ブログ運営に迷った
  • 記事が書けなくなった
  • 続けるのがしんどくなった

そんなときも、この文章を読み返すことで、前に進むことができますよ。

ブログコンセプトの決め方については、以上です。

次の章からは、コンセプトの成功事例と、コンセプト設計後にやるべきことを紹介します。

成功しやすいブログコンセプトの事例

成功しやすいブログコンセプトの事例

これからブログを始める人の参考になるように、コンセプトの事例をいくつか用意しました。

  • 特化型
  • ハイブリット型
  • 雑記ブログについて

上記の順番に見ていきます。

1. 特化型

特定のジャンルにしぼったコンセプト特化型は、専門性の高さで信頼されやすく、収益化もしやすいです。

具体例

  • 30代から始める初めての資産運用
  • 20代ひとり暮らし女性のための防犯ガイド
  • 40代で恋愛経験なしの男性向け婚活ガイド

上記のように、情報がしぼり込まれていると

  • 自分のためのブログだ!
  • ほしい情報がつまっていそう!

と興味を持ってもらえるし、ペルソナが明確なので収益も上がりやすいです。

2. ハイブリッド型

  • ミドル世代のキャリア再設計ブログ → キャリアに不安を感じ始めた30~40代の会社員に向けて、副業、転職、リスキリング、マネープランを発信する
  • 脱都会で小さく暮らすブログ→ 都会暮らしに疲れた40~50代の会社員に向けて、田舎暮らし、地方移住、スモールビジネスを発信する

ブログ全体に「一貫したコンセプト」を持ちながら、複数テーマで発信するのが「ハイブリッド型」です。

発信内容は複数あっても、

  • 誰に向けた発信か
  • どんな悩みを解決するか
  • どんな未来を実現させたいか

は、ブレずに統一されています。

読者の視点を意識した「問題解決の発信」がベースとなっているのが、雑記ブログとの違いです。

雑記ブログはどうなの?

雑記ブログとは、好きなことを自由に発信していくスタイルのブログです。

  • 旅行
  • 100均収納
  • ガジェット
  • 読書レビュー
  • 映画レビュー
  • バイクツーリング

上記のような感じで、テーマはバラバラに「自分が書きたいこと」を主軸に書いていきます。

特化型やハイブリット型とは違い、はっきりとしたペルソナやコンセプトが存在しないことが多いです。

とはいえ、雑記ブログが悪い、というわけではありません。

  • 書きたいことを自由に書ける
  • 楽しく続けられる
  • 自分の記録や発信の練習になる

雑記ブログには、上記のようなメリットもあります。

雑記ブログの注意点

収益化やアクセスアップを本気で目指す場合に「雑記ブログ」はおすすめできません。

発信テーマがバラバラなままだと、

  • 上位表示されにくい
  • ブログ内を回遊してもらいにくい
  • ブログの評価が上がりにくい
  • リピーターがつきにくい

というデメリットがあり、成果が出にくくなるからです。

「楽しく書くこと」を目的にするなら、“自分本位” で書ける「雑記型」がおすすめ。

収益やアクセスといった成果を求めるなら「特化型」か「ハイブリッド型」がおすすめです。

ブログコンセプト決定後にやるべきこと

ブログコンセプト決定後にやるべきこと

コンセプトを決めたら「サイト設計」の続きを進めていきましょう。

残っている決定事項は、次の通りです。

  • 売るものを決める
  • キーワード選定をする
  • トピッククラスターを整理する
  • カテゴリーを設定する

サクッと各ポイントを説明します。

① 売るものを決める

「どんな商品やサービスを紹介すれば、読者の悩みを解決できるか」を考えましょう。

  • アフィリエイト案件(ASPの商品)
  • コンテンツ販売(有料 note や講座)
  • (ある人は)自社サービスの販売

上記のような方法があります。

なにを売るかは、ブログの収益化にも直結する重要な要素です。

コンセプトに合わせて “読者が本当にほしいもの”、“心からおすすめできるもの” を選びましょう。

(※詳細は別記事で詳しく解説予定)

② キーワード選定をする

「悩みを抱えたペルソナが、どんなキーワードで検索するか」を洗い出していきます。

ブログを始めたばかりの人だったら

  • ブログ 収益化 方法
  • ブログ 書き方 初心者
  • ブログ キーワード 探し方

上記のようなキーワードで検索すると考えられますよね。

キーワード選定のやり方は、自分の頭で考えるのはもちろん、次のようなツールを使うのもおすすめです。

  • ChatGPT
  • ラッコキーワード

ここで出したキーワードが記事やカテゴリーの土台になるので、必要なキーワードをすべて洗い出しましょう。

(※キーワード選定の具体的なやり方は、別記事で詳しく紹介予定)

③ トピッククラスターを整理する

  • トピッククラスターとは
  • ひとつのピラーページ(親記事)と
  • 複数のクラスターページ(子記事)で構成される

トピッククラスターは、関連する記事をグループ化して、記事の構造をわかりやすくする方法です。

たとえば「ブログ 始め方 初心者」というキーワードで書いた記事を、ピラーページに設定したとします。

そこに「WordPress の開設方法」や「初心者向けの記事の書き方」などの記事をひもづけるイメージです。

記事同士が “入れ子構造” になることで、Google にも読者にもわかりやすいブログ構造をつくることができます。

(※詳しい設計方法は、別記事で解説予定)

④ カテゴリーを設定する

カテゴリーは、スーパーの陳列棚のように「ここにはこのテーマの記事があるよ」と整理するためのもの。

記事を探しやすくし、Google にブログの構造をわかりやすく伝えるために、必ず設置しましょう。

カテゴリー整理のポイント

  • カテゴリー数は少なすぎず、多すぎず
  • ブログコンセプトに沿ったテーマごとに分ける

カテゴリーがうまく整理されていると、読者も回遊しやすく、SEO 評価にもプラスになります。

(※設定のコツは、別記事で詳しく紹介予定)

まとめ:ブログ成功の第一歩はコンセプトづくりから

まとめ:ブログ成功の第一歩はコンセプトづくりから

ブログを成功させたいなら、コンセプト設計は欠かせません。

誰に、どんな価値を届けるかを明確にすることで、読者に選ばれ、信頼されるブログが育ちます。

  • アクセスを集めたい
  • ブログで収益を上げたい
  • 記事を迷わず書き進めたい
  • ブログを好きになってもらいたい

上記のように思ったら、ぜひ紹介した「ブログコンセプトの設定方法」を実践してみてください。

ここを固めるだけで、記事作成も収益化もブレずに進めることができ、ブログ運営が楽しくなりますよ。

サイト設計には時間がかかるので、自分のペースでじっくり進めていきましょう。

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この記事を書いた人

こまりのアバター こまり 30代の隠れオタク

担降り → 劇場沼|推し活歴は20年以上丨ブログ副業でチケット代9枚分を回収済み|日常では理性あるふつうの大人に擬態中です

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