ブログを始めたいけれど、どんなジャンルで書くべきか決まらない…
そんな悩みに直面し、手が止まってしまっていませんか?
“ブログになにを書くか” はブログの成果を大きく左右する、とても重要な要素です。
実際にわたしは、ジャンル選びと真剣に向き合わなかった結果、
- ブログを約1年続けて
- 収益がたったの数百円
- モチベーションが続かない
という事態に陥り、一時はブログをやめたこともありました。
そんな苦しい体験を、これからブログを始める人にしてほしくない…!
ということで、ブログジャンルが決まらない人へ向けて、ブログのジャンル選びで失敗しないコツをお伝えします。
- ブログジャンル選びに迷う理由
- 発信ジャンルの具体的な選び方
- 初心者におすすめの発信ジャンル
このブログの信頼性
わたしはブログ副業歴6年、ブログ収益でチケット代を9枚以上回収し、推し活を楽しんでいます。
この記事を読み進めれば、自分が発信するべきジャンルが明確になり、迷わずブログが書けるようになりますよ。
- 稼げるジャンルを知りたい
- 続けられるジャンルの特徴は?
- 初心者におすすめのジャンルは?
このような悩みにていねいに答えていくので、これからブログを始める人は必見です。

さっそく、本題に入りましょう!
ブログのジャンルが決まらない理由とその対処法【3選】


“ジャンルを決める” ことは、ブログで成果を上げるための “もっとも重要なカギ” のひとつ。
だからこそ
- 稼げなかったらどうしよう…
- このジャンルで本当に大丈夫かな?
- 考えることが多すぎて決められない
というように、悩んでしまうんですよね。
かなりの経験者であっても、最初から一発で「コレだ」と決められる人のほうが、少数派です。
その背景には、次のような心理が隠れています。
- 自信を持てるテーマがない
- 稼げるかどうか、自信がない
- ひとつにしぼらないといけないと思っている
それぞれに合った対処法も紹介します。
① 自信を持てるテーマがない
- 趣味も、特技もない
- このレベルで発信なんてできない
- もっとすごい人はいくらでもいる
“発信できそう” なテーマがあっても、上記のように自信を持てないパターンですね。
ブログを運営するのが初めてだと、とくにハードルの高さを感じやすいです。
対処法
- 自分の立場を明確にし
- 同じ悩みを持つ人に向けて発信する
“自分の立場を明確にする” というのは、「コンセプト設計」のことです。
「どんな人物が、誰に向けて、どんなことを伝えるのか」
上記を明確にすることで、“他人と比べなくてもいい土俵” を探すんです。
同じ「美容」を発信するにしても
- 「美白」を発信している人と
- 「ニキビ悩み」を発信している人
では、伝える情報も相手も違うので、どっちが上だとか下だとか比べる必要がないですよね。
自分自身をしっかり分析して「コンセプト」を固めれば、初心者でも “勝てる土俵” が必ず見つかります。
コンセプト設計に悩んだら「【初心者も失敗しない】ブログコンセプトの決め方|6ステップで徹底解説」という記事を参考にしてください。
② 稼げるかどうか、自信がない
「このジャンルで本当に稼げるの?」という不安は、ブログ経験者にとっても “あるある” です。
時代によって求められるものも、検索順位を決める Google の仕組みも、つねに変化するからです。
「初心者 = 稼げない」ではない
わたしの場合、ブログを始めるときは毎回かなりの時間をかけて「サイト設計」を行います。
“稼ぐための下地づくり” をしてから始めたほうが、ブログで収益を上げられる可能性が高くなるからです。
とはいえ、どこまで入念に準備をしても「絶対に稼げる」というわけではありません。
“やってみないとわからない” というのが「ブログの本当の姿」です。
初心者でもサクッと稼げるケースもあるし、わたしのように時間をかけて準備をしても稼げないケースもあります。
その点だけは間違わないようにしてほしいです。
具体的な対策法
- 稼ぎやすいジャンルを選ぶ
- “売るもの” があるかを事前に調べる
- 上位表示できるキーワードを選ぶ
- SEO 以外での集客軸を持つ
このブログで紹介する「サイト設計」のことですね。
「稼げないかも」という不安を「できることはやった」という自信に変えるのが「サイト設計」です。
③ ひとつにしぼらないといけないと思っている
書けそうなテーマはいくつかあるけど、稼ぐなら「ジャンルはひとつに特化しないと…」というパターンです。
この悩みに関しては
- ブログに関して勉強している証拠
- 自己分析がしっかりとできている証拠
なので、むしろ “いい状態” ですよ。
対処法
ひとつのジャンルにしぼるのもアリですが、「ハイブリッド型」もおすすめです。
「ハイブリッド型」とは、ブログ全体に “一貫したコンセプト” を持ちながら、複数テーマで発信する方法です。
このブログも「ハイブリッド型」を採用しています。
先ほども伝えたように “やってみないとわからない” のが「ブログ」です。
考えて立ち止まり続けるより、動き出して “見えるかたち” をつくっていく必要があります。
まずは複数ジャンルで発信を始めて、うまくいったものを特化型として独立させるという方法もアリ。
考えることも大事ですが、行動も同じくらい大事であることを、忘れないでください。
初心者でも失敗しにくいブログジャンルの決め方丨6つの視点


ブログの発信ジャンルが決まらないときは、次のような視点からジャンルを考えてみましょう。
- 興味や関心があるテーマ
- 経験や知識を活かせるテーマ
- コンプレックスや悩み
- 収益化しやすいテーマ
- 競合が少ない、ニッチなテーマ
- 流行に左右されないテーマ
上記いずれかに該当するテーマは、初心者でも失敗しにくく、成果を上げやすいテーマです。
① 興味や関心があるテーマ
- 経験や知識がすでにある
- 執筆やリサーチが苦にならない
- 過去の自分がすでに調査を終えている
上記のようなテーマは、ブログ運営を続けるハードルが低くなるので、初心者におすすめです。
ジャンルは多岐にわたりますが
- 旅行
- 料理
- 漫画
- アニメ
- ゲーム
- 化粧品
など「好きなもの」「趣味」と言い換えられるテーマは、好きだからこそ続けることができます。
② 経験や知識を活かせるテーマ
自分の経験や知識を活かせるテーマは、記事にリアリティと説得力が生まれます。
- 時間をかけてきたもの
- お金をかけてきたもの
- 特殊な経験や経歴
- 人とは違った経験や知識
経験や経歴は、難易度が高く、少数派であればあるほど有利になります。
しかし、ふつうの経歴も “見せ方” と “土俵” 次第では強みに変わるので、自己分析で探しましょう。
具体例
たとえば、わたしはブログ副業歴6年で、数十万円程度のブログ収益を達成しています。
ブロガー界隈では大したことなくても、副業を検討している人は「すごい」と思ってくれるはず。
自分だけの経験や知識は大きな強みになりますし、Google の 「E-E-A-T(専門性・権威性・信頼性・経験)」にもいい影響を与えるので、成果が出やすくなります。
③ コンプレックスや悩み
「HARMの法則」に当てはまるジャンルは “稼ぎやすい” です。
HARMの法則 とは
- 「H」ealth → 健康、美容、容姿
- 「A」mbition → 夢、将来、キャリア
- 「R」elation → 恋愛、結婚、人間関係
- 「M」oney → お金、投資、金融
上記のような悩みは、人に相談しにくいからこそ、お金の力で解決しようとする人が多い、ということです。
自分が悩んだり解決したりしたリアルな経験は、読者の共感を生み、ブログの信頼性を高めてくれます。
アフィリエイト案件の数も種類も多く、単価も高い傾向にあるので、
- 書きやすい
- 稼ぎやすい
- 読まれやすい
- 信頼を得やすい
というかなりの “うまみ” を持っているのが、コンプレックスジャンルです。
④ 収益化しやすいテーマ
ブログには、いわゆる “稼げるジャンル” が存在します。
- 健康食品・青汁
- ジムの無料体験
- 転職・キャリア系
- 美容・サプリメント
- 不動産・中古車買取
- ペットフード・ペット保険
- 結婚相談所・マッチングアプリ
ごく一部ですが、上記の通りですね。
1年を通して需要が高く、アフィリエイト案件の数も多いですし、単価もなかなか高めです。
稼げることがブログ継続のモチベーションにもなるため、収益化しやすいジャンルを意識することも大切です。
⑤ 競合が少ない、ニッチなテーマ
- “掃除機” に特化した超特化型ブログ
- 地元のカフェや観光スポットを紹介する地域密着ブログ
- “ピックルボール” などマイナースポーツの情報発信
ジャンルをしぼりこんでニッチ化させるか、そもそもニッチな領域を選ぶか、という方法です。
競合が少なくニッチなテーマは、
- 検索上位表示を狙いやすい
- 特定の読者にグサッと刺さる
という大きなメリットがあります。
その一方で、収益化の方法が少ない、収益化までに時間がかかる、というデメリットもあります。
“そのジャンルの第一人者になれる” 可能性もあるので、収益化だけにこだわらない人におすすめです。
⑥ 流行に左右されないテーマ
- 健康
- 育児
- 毛髪の悩み
- 節約や貯金
- ニキビ悩み
上記のようなテーマは、1年を通して需要があるし、時代が変わっても存在し続ける悩みですよね。
そういうテーマを発信すると、安定したアクセスを集めやすくなり、収益も安定しやすいのがメリットです。
競合が強いというデメリットはありますが、コンセプト設計や SNS の活用などで、チャンスはあります。
初心者におすすめのブログジャンル【6選】


ここからは、初心者でも始めやすく、続けやすいブログジャンルを6つ、具体的にご紹介します。
- 転職・キャリア
- プログラミング・ITスキル
- 健康・美容
- 趣味・ライフスタイル
- 子育て・教育
- VOD(動画配信サービス)
それぞれの特徴やメリットも合わせてお伝えするので、自分に合いそうなものを検討してみてください。
1. 転職・キャリア
- 求人サイト
- 転職エージェント
- 退職代行サービス
上記のようなアフィリエイト案件が考えられますね。
1年を通して需要が高く、景気に左右されないのが強みです。
アフィリエイト案件の単価が高く、種類も豊富なので、ペルソナに最適な提案ができます。
2. プログラミング・ITスキル
エンジニアの人手不足と高収入により、学びたいニーズが拡大しています。
教材やスクールなどの案件が豊富で、
- 短期間でガツッと学びたい
- 動画講座でマイペースに学びたい
- スクール形式で直接教えてもらいたい
のように、ニーズに合った提案をしやすいです。
成約したときの報酬も高めなので、少ない読者から大きな報酬を得ることもできます。
自身が学んだ実際の経験はもちろん、これから始める “学びの過程” にも需要があるジャンルです。
3. 健康・美容
健康や美容のジャンルも、1年を通して需要があり、時代が変わっても変わらない “悩み” です。
- 美容 → 基礎化粧品、コスメ、美容家電、サプリ、食品、下着
- ダイエット → サプリ、ジム、下着、パーソナルトレーナー、家電、食品
上記のように、多岐にわたる提案ができるのが、ダイエット・美容ジャンルの強み。
実際に、アフィリエイト案件もかなり豊富で報酬単価も高めなので、稼ぎやすいジャンルのひとつですね。
4. 趣味・ライフスタイル
- 趣味 → 旅行、カフェ巡り、読書、アニメ、漫画、ファッション
- ライフスタイル → インテリア、料理、収納、掃除、ミニマリスト
ライフスタイルジャンルは、自分の好きなことを発信できるため、継続しやすいのがメリットです。
情報交換できるコミュニティや仲間づくりなど、“お金以外の価値” をつくれるのも魅力のひとつ。
大きな収益を上げるには工夫が必要ですが、継続するからこそ生まれる価値もありますよ。
5. 子育て・教育
子育てや教育ジャンルも、1年を通して需要があり、時代を問わず求められるテーマです。
- 妊活・妊娠
- 出産
- 乳幼児
- 学童児
- 思春期
- 青年期
上記のようなライフステージに合わせて発信できるので、継続しやすく、共感を得やすいのが特徴 。
各ステージに合ったアフィリエイト案件も豊富で、収益化しやすいですが、センシティブな情報を扱うことも多いので、注意が必要です。
6. VOD(動画配信サービス)
在宅需要の増加や推し活の流行など、利用者のニーズが拡大しています。
VOD を発信する魅力は「報酬が発生するハードルが低い」点です。
- 読者 → 無料 or ワンクリックで申し込みハードルが低い
- ブログ運営者 → 1件あたり1,000円前後の報酬
上記の通りです。
たとえば、パーソナルジムの場合だと、運営者が報酬を得るには、読者が実際に体験をする必要があります。
家で「ポチッ」とするのと、ジムまで行くのとでは、申し込みに対する心理的ハードルの高さが違いますよね。
VOD は無料かつスマホタップだけでいいので、“報酬が発生しやすい = 稼ぎやすい” です。
おすすめブログジャンルの注意点と対策法


上記でおすすめした6つのジャンルは、たしかに “稼ぎやすい” です。
しかし、初心者がとり組むにはいくつか注意点もあるので、対策法と一緒に説明していきますね。
- 競合が多くて強い
- SNS を集客に活用しよう
- コンセプト設計がとても重要
- 雑記ブログという選択肢もある
ジャンル選びを失敗しないために、しっかり確認しましょう。
競合が多くて強い
需要が高くて稼げるジャンルは、チャンスも多い分、ライバルも多いです。
上記で紹介したジャンルのほとんどに、強力なライバルがいると考えて間違いありません。
ブログ初心者が SEO だけで上位表示を狙うのはかなり無謀なので、他の集客軸をつくる必要があります。
SNS を集客に活用しよう
“SEO 以外の集客軸” としてよく活用されているのが SNS です。
- X(旧 Twitter)
- Lemon 8
- YouTube
上記のような SNS で発信をおこなって「ブログへ来てね」と、うながす方法です。
SEO の場合、アクセスが集まるのに半年はかかりますが、SNS なら即日でアクセス数を増やすこともできます。
自分が得意な SNS を使い、読者がブログに訪れるきっかけを用意しましょう。
コンセプト設計がとても重要
「コンセプト設計」をしっかり行い、差別化をすることで “選ばれるブログ” がつくれます。
たとえば「VOD」を選ぶ場合、観た映画やアニメについて発信するのは、“みんなやっていること” です。
そこに「幼児向けの英語アニメ」という “切り口” を加えると、読者に選んでもらえるようになります。
発信ジャンルが被るのは、仕方のないこと。
どう戦うか、どこで戦うかで差別化をし、自分だけの価値をつくることがブログ成功のカギです。
雑記ブログという選択肢もある
雑記ブログとは、自分が書きたいことを、バラバラのテーマで書いていくスタイルのブログ。
ペルソナやコンセプトが定まっていないケースが多く、下記のようなメリットとデメリットがあります。
- メリット → 好きなことを書ける、自由度がある、続けやすい
- デメリット → SEO の評価が分散する、収益が上がりにくくなる
書きながら方向性を見つけたい場合には、雑記ブログで始めてみるという選択肢もあります。
雑記ブログから特化ブログへ
将来的には、雑記でうまくいったジャンルを独立させ、特化ブログをつくるという方法も考えられます。
やり方次第では、雑記ブログは “着地点” ではなく、“稼げるブログへの踏み台” にもなる、ということです。
しかし、稼ぐことを重視する場合は、始める前に “稼げるブログの土台をつくる” のがおすすめです。
稼げるブログの土台づくり “サイト設計” については、別記事で詳しく説明するので、公開をお待ちください。
まとめ:ブログジャンルに迷ったときこそ行動してみよう


ブログのジャンル選びに迷うのは、初心者はもちろん、経験者も同じです。
今回ご紹介したように、複数の視点から自分を俯瞰してみると、ぴったりなテーマが見つかるはず。
「どうしてもジャンルが決まらない」と悩んだときこそ、一歩踏み出すことが大切です。
ブログ初心者はとくに「最初からバシッと決めなきゃ」と思いがちですが、
- 雑記ブログでスタートする
- 得意分野や需要のあるジャンルを見極める
- 独立した特化ブログへ移行する
上記のような柔軟な対応をできるのが、ブログ副業のいいところ。
自分にしか書けない “価値ある発信” で、理想のブログを育てていきましょう。
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