【最新版】稼げるブログに共通するキーワード選定のやり方丨初心者向け完全ガイド

そんな悩みを感じていませんか？

がんばって書いても成果が出ないとガッカリだし、迷いながら進むのもしんどいですよね。

その悩みの原因は「キーワード選定」にあります。

検索されやすい言葉を選ぶだけで、次のような成果が出ます。

この記事の信頼性

わたしはブログ副業歴6年、ブログ収益としてチケット代を9枚以上回収し、推し活を楽しんでいます。

そんな経験を活かし、初心者でも実践できる「キーワード選定の手順」をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

• どんなキーワードを選べばいいか
• “読まれるキーワード” の選び方・調べ方
• キーワード選定をした後の活用法

この記事を読むことで、“読まれるキーワード” の選び方がわかるので、迷わずに記事を書けるようになりますよ。

今話題の “生成AI” もガンガン活用する「最新版」となっているので、ぜひお見逃しなく。

キーワード選定とは？ブログ運営における重要性

ブログで成果を出すためには「誰に向けて」「どんな言葉で」届けるかを考えることが大切です。

そこで登場するのが「キーワード選定」という考え方です。

「キーワード選定」とはどんなものなのか、以下の順に詳しく説明します。

① キーワード選定の定義

上記が「キーワード選定」の意味と目的です。

たとえば、「TOEIC 勉強法」とググる人は「TOEICスコアの上げ方を知りたい」と思っているはず。

その人に向けて「こうやれば TOEIC の点数が上がるよ」という記事を書いて、ていねいに教えるのです。

読者の悩みをピンポイントで解決する “読まれる記事” を書くために必要なのが「キーワード選定」です。

② キーワード選定の重要性

上記のような成果を上げるには「キーワード選定」が欠かせません。

成果を上げるには、ブログに読者を呼び込む必要があるからです。

読者をブログに呼び込むには、どうすればいいか。

答えは「検索エンジンに好かれる記事を書く」です。

検索エンジンに好かれる記事とは

読者の悩みを徹底的に解決する記事

読者がどんなことを知りたいか、どんな悩みを抱えているかを知る手がかりが「キーワード」です。

なぜなら「キーワード」には「検索意図」が含まれているから。

検索意図とは、読者がその言葉で検索する理由や目的のことですね。

検索意図に沿って読者の悩みを解決する記事を書くことで、検索エンジンが「それが知りたいならこの記事を読んでね」と上位表示してくれます。

検索上位表示が成功のカギ

Google でなにかを検索したとき、検索結果の上に表示されるほど、たくさんの読者がブログに訪れます。

検索結果の60位よりも、3位のほうが読者に読んでもらえるので、アクセスアップや収益化が見込めますよね。

つまり、ブログで結果を出すには、キーワード起点で記事を書く必要がある、ということ。

そのために「キーワード選定」というステップを踏むことが大切です。

③ キーワード選定は「サイト設計」の一部

「サイト設計」の概要は、次の通りです。

誰になにを届けるのかを決めた後、“記事” というかたちで解決策を提案するために、キーワード選定をします。

“誰に” が明確になっていないと “なにを届けるか”、決めようがないですからね。

ペルソナやブログのコンセプトがまだ決まっていない場合は、別記事を参考にどうぞ。（随時公開予定）

次の章からは、初心者でもできるキーワード選定の5ステップについて、詳しく解説していきます。

初心者でもできる「キーワード選定」5ステップで解説

この章では、わたしが実践している「キーワード選定の具体的なやり方」を、5ステップで紹介します。

初めてだと難しく感じるかもしれませんが、手を動かしてみれば、初心者でもかんたんにできますよ。

※ 紹介するやり方では、ラッコキーワードの有料プランを利用します。

「稼げるかどうかわからないのに、お金をかけたくない」と思うかもしれませんが、それは考え方次第です。

「お金をかけていたら、稼げたかもしれない」と後悔したくないので、わたしは課金しています。

STEP1 – サイト設計をおこなう

冒頭でお伝えしたように、キーワード選定は「サイト設計」の一部です。

最低でも上記の3つを決めておくと、キーワード選定がスムーズにおこなえます。

サイト設計については、別記事で詳しく解説しているので、参考にどうぞ。（随時更新予定）

STEP2 – ペルソナ視点でキーワードを考える

サイト設計で考えた「ペルソナ」が「どんなワードで検索しそうか」を考えます。

ここでは「検索ボリューム」や「競合性」などは気にしなくて OK です。

思いつく限り、たくさんのキーワードを出していきましょう。

具体例

たとえば、「TOEIC を受けたい社会人」がペルソナなら、こんなキーワードが考えられます。

ここでのポイントは「2語以上のキーワード（複合キーワード）」を考えることです。

単語のみだと情報がぼやけるので、

• 勉強法
• 時間がない
• モチベーション

などの “具体的な悩み” がにじみ出ている言葉を探しましょう。

ここで抽出したキーワードがコンテンツのもとになるので、Notion やスプレッドシートにまとめておきます。

STEP3 – 複合キーワードを調査する

STEP2 で考えたキーワードを「ラッコキーワード」に入力し、記事の候補となるキーワードを洗い出します。

たとえば「TOEIC 勉強法」で調べてみると…

※「キーワード増量」は有料プランのみ、利用できます。

上記のような「サジェストキーワード」が表示されました。

ラッコキーワードに表示されたサジェストキーワードが、“執筆候補となるキーワード” です。

キーワードをリストアップ

ラッコキーワードで調査したサジェストキーワードを、下記の方法でダウンロードして整理します。

※「CVSダウンロード」は有料プランのみ、利用できます。

たとえば「社会人向けの TOEIC 勉強法」 に関するブログの場合、

• 「TOEIC 勉強法 主婦」
• 「TOEIC 勉強法 大学生」

といったキーワードは必要ありませんよね。

そういうキーワードを消していくと、“キーワード候補” だけがのったリストがつくれます。

STEP3 – 検索ボリュームと競合性で精査する

STEP2 で考えたキーワードをすべてラッコキーワードで調査したら、

• “執筆候補キーワード” を
• 実際に記事を書く“執筆キーワード” に

アップデートするために、「検索ボリューム」と「競合性」の数字をチェックします。

目安となる数値の基準

重要となるのが「SEO 難易度」で、数字が高いほど、検索上位表示が難しくなります。

個人ブログは “検索上位で戦うパワー” が低いので、なるべく数字の低いものを狙うのが重要です。

“執筆キーワード” にアップデート

STEP2 でダウンロードした CSV データを使い、条件を満たすキーワードに色を塗ります。

条件を満たさないキーワードは、後で使えるかもなので、消さずに残しておくのがおすすめです。

色を塗ったキーワードが、実際に記事に書いていく “執筆キーワード” となります。

迷ったときの解決策

キーワードを調査していくと「これはいけるのか？」と迷うことも多々あります。

そんなときは「MozBar」というGoogle Chrome の拡張機能で「ドメインパワー」を確認します。

「MozBar」の詳しい使い方は別記事で紹介するので、公開をお待ちください。

やり方はとてもかんたんで、「MozBar をインストールする → キーワードで検索する」だけ。

SEO 難易度が50以上のキーワードでも、検索結果の上位に “ドメインパワー 25 以下の個人サイトがあったら”、個人ブログでも勝てる可能性があります。

そういう “狙い目キーワード” を探すことで、アクセス数をコツコツ稼ぐことができますよ。

STEP4 – ChatGPT にアイデアをもらう

STEP3 を終えた時点で、ブログに必要な “執筆キーワード” がそろったはずです。

• 抜けはないか
• “狙い目” キーワードがないか

を調べるために、ChatGPT を活用しましょう。

ChatGPT に抽出した “執筆キーワード” を渡したいので、スプレッドシートからキーワードのみをコピーする方法を、以下で説明します。

ここまでくれば、キーワード選定はほぼ完ぺきです。

お疲れさまでした！

ブログのキーワード選定に役立つツール【有料・無料】

キーワード選定をおこなうときは、ツールを活用するのがおすすめです。

むしろ、ツールを活用しないと効率が悪く、不足だらけになるので、ツールはもはや必須といえます。

ここではブログ初心者も使いやすいツールを4つ紹介するので、ぜひ活用してください。

① aramakijake.jp（無料）

「aramakijake.jp」は、検索キーワードの月間検索数を調べられるツール。

無料かつ登録不要で使えるので、キーワードの需要をササッと見たいときに重宝します。

キーワードをひとつずつ入力する必要があるので、ジャンルの需要を調べるのに使うのがおすすめです。

たとえば、下記のような感じ。

「TOEIC」は「月に44万回以上 検索されている = 需要が超高い」と考えられます。

ただ、この数字はあくまでも「市場（ジャンル）の需要」の話なので、“執筆キーワード” とはわけて考えます。

② ラッコキーワード（有料）

「ラッコキーワード」は、キーワードを一括で取得できる分析ツールです。

キーワード一覧は、無料プランでも取得できますが、ブログに活用するなら有料プランがおすすめ。

有料プランで使える機能

無料で使っている人が多いので、有料版を使うだけで有利になりますね。

③ ChatGPT（有料推奨）

ご存知の生成 AI「ChatGPT」です。

無料でも優秀ですが、わたしは有料プランに登録して、次のような作業をサポートしてもらっています。

ブログを6年やっているからわかりますが、ChatGPT は本当にすごい…！

今まで自力でやっていたことを、半分以下の時間と手間でできるんですから、使わない理由がありません。

無料だとすぐに動作が重くなるので、有料プランでサクサクっと作業するのがおすすめですよ。

④ Mozbar（無料）

• 検索結果に表示されるページの
• ドメインの強さ（DA）
• ページの強さ（PA）

を調べられるのが「MozBar」です。

ラッコキーワードの SEO 難易度が高くても、ドメインパワーを見ると上位を狙えそうなときがあるので、そんな “狙い目キーワード” を見つけられるツールです。

競合が強すぎる場合は、そのキーワードは避けるか、さらにニッチにしぼり込む判断材料になります。

初心者にありがちなキーワード選定の落とし穴【3選】

初心者がキーワード選定でつまづきやすいポイントを、いくつか紹介します。

せっかくキーワード選定をしたのに、うまく活用できなかったらもったいないですからね。

上記の順に、解決策も合わせて見ていきましょう。

① 検索ボリュームの見分け方

上記のキーワードは、書く優先順位を下げましょう。

検索ボリュームが少ない or ないからといって「読まれない」というわけではないのが、落とし穴です。

キーワードは “読者起点”

「読者にとって、そのキーワードで書いた記事が必要なら、検索ボリュームがあってもなくても書く」が正解です。

ただし、検索ボリュームが少ない or ないキーワードには、次のようなリスクがあります。

なので、検索ボリュームが少ない or ないキーワードは、後回しにして OK 。

検索ボリュームがしっかりある記事を優先して書くことで、読まれるブログの土台を築くことができますよ。

② 競合が強すぎるキーワードを狙う

• ブログ 始め方
• 英語 勉強法
• ダイエット 方法

上記のような超人気ジャンルのキーワードは、ブログ初心者が狙うべきではありません。

企業サイトや大手メディアが上位を占めていて、新しい個人ブログが入るスキがないからです。

運営初期はとくに、個人ブログでも勝てるキーワードを選ぶことが、なによりも重要になってきます。

その方法が、この記事でお伝えした「キーワード選定のやり方 5ステップ」です。

• 個人ブログでも勝てるように
• SEO 難易度（競合性）を確認したうえで
• 書くべき “執筆キーワード” を洗い出す

ことができる方法なので、今から始めるブログ初心者でも勝てる可能性がグッと高まります。

ブックマークに保存するなどして、何度も見返しながらとり組んでみてほしいです。

② 検索意図と記事内容のミスマッチ

キーワード選定は、“書くべきキーワードを選んだら終わり” ではありません。

大切なのは、キーワードに含まれている「検索意図」に沿った記事を執筆することです。

読まれるブログをつくるには、キーワードの検索意図に沿った記事を書くことが大切です。

キーワードの検索意図に沿って記事を書く方法は、別記事で詳しく解説予定です。

ブログのキーワード選定をした後にやるべきこと

キーワード選定は、思った以上に大変な作業だったはず。

「やっと終わった」と満足してしまいがちですが、本当の勝負はここからですよ…！

• 選定したキーワードを
• どのようにサイト設計に組み込み
• 記事に反映していくか

でブログの成長スピードが大きく変わります。

キーワード選定後にやるべきことは、次の3つです。

順番に見ていきましょう。

① トピッククラスターを整理する

選定したキーワードをもとに「トピッククラスター」を整理していきます。

トピッククラスターとは

トピッククラスターとは、ブログ内の記事同士をつなげた “情報のまとまり” のことです。

トピッククラスターのメリット

トピッククラスターを整理することが、SEO 対策として効果的です。

具体例 1

トピッククラスターは「情報の大きさ」を基準に整理します。

具体例 2

もうひとつ別のパターンも見てみましょう。

詳しくは別の記事で徹底的に説明するので、公開をお待ちください。

② カテゴリー設計をおこなう

カテゴリーとは、ブログ内の情報を整理する “棚” のようなものです。

スーパーの陳列棚のように「このテーマに関する情報はここにあるよ」と伝えられるので、

• 読者が目的の情報にたどり着きやすくなる
• Google や Yahoo などの検索エンジンから
• 「専門性」と「一貫性」が評価される

上記のようなメリットがあります。

カテゴリー整理のやり方 1

トピッククラスターと同じで、情報の大きさで分けるのが基本です。

たとえば、英語学習に特化したブログなら、次のようなカテゴリー分けが考えられます。

カテゴリー整理のやり方 2

もうひとつのパターンは「読者の目的」ごとにカテゴリーを整理する方法です。

詳しくは別記事で徹底的に説明するので、公開をお待ちください。

③ 選定したキーワードを記事に反映する

選定したキーワードを、自然に、戦略的に記事の中に組み込むことが大切です。

検索エンジンも読者も “読みやすく、意図がはっきりしている記事” を高く評価します。

記事をたくさん書くことよりも、完成度の高い記事を書くことを大切にしましょう。

まとめ：キーワード選定でブログの未来が変わる

キーワード選定は、“読者に届く記事” をつくるために欠かせない、大切なステップです。

読者に合った言葉を選び、的確な記事を書くことで、アクセス増加や収益アップにつながります。

「どんなキーワードで書いたら読まれるの？」と悩んだとしても、この記事に沿って進めれば、初心者でも “読まれるブログ” がつくれるようになります。

キーワード選定の手順を再確認

有料ツールを使う方法を紹介しましたが、キーワード選定をしっかり行えば、元は十分にとり返せます。

ブログに出会った頃の自分に「ChatGPT」を使わせてあげたい…！

「キーワード選定」も「サイト設計」に欠かせない重要なステップのひとつです。

時間はかかりますが、 少しずつ前に進み、“読まれるブログ” をつくっていきましょう。