推し活を後悔する5つの理由【体験談あり】楽しく推すための考えと工夫

推し活を後悔する5つの理由【体験談あり】楽しく推すための考えと工夫

「わたしは今まで、なにをしてたんだろう」

楽しいはずの推し活を後悔してしまうこと、ありますよね。

  • グッズや遠征にかけた数十万円
  • 夢中になった分だけ喪失感も大きくなる
  • 気づけば孤独で、キャリアも貯金もない

推し活を20年以上してきたわたしも、上記のような現実と後悔の気持ちを抱えてきました。

こまり

楽しかった気持ちも、つらい気持ちも現実…

そんな経験を踏まえて、この記事では

  • 推し活を後悔してしまう理由
  • 後悔する気持ちと向き合う方法
  • 後悔しないためにできること

上記の3つについて考えていきます。

「後悔 = 悪いことをした」ではない

後悔は、自分の気持ちに正直になったからこそ、感じるものでもあります。

後悔する原因となった経験も、今感じているその気持ちも、否定する必要はまったくありません。

この記事を読み、一緒に、前を向く準備をしていきましょう。

本記事のもくじ

なぜ推し活を後悔してしまうのか?よくある5つの背景

なぜ推し活を後悔してしまうのか?よくある5つの背景

推し活したことを後悔してしまう背景には、次のようなものがあります。

  • お金を使いすぎた
  • 推しに裏切られた
  • 人間関係がうまくいかない
  • 現実とのギャップが大きくなった
  • 感情の動きに疲れてしまった

いずれの場合でも、自分を責める必要はまったくないので、心配いりませんよ。

① お金を使いすぎた

  • グッズ
  • CDなどの円盤
  • ライブなどの現場
  • 握手会などのイベント
  • 現場へ行くのにかかる遠征費

上記のように「推し活 = 課金」というくらい、お金がかかります。

夢中になっている間は気づきにくいですが、時間が経つと「なんでこんなに使った?」と我に返ることも…

ブログ筆者の実体験

わたしもそうでしたが、クレジットカードの明細を見て愕然とした経験は、1度や2度ではありません。

  • 日常生活に支障が出る
  • 将来のための貯金ができない

というお金の使い方をすると、間違いなく後悔します。

② 推しに裏切られた

  • 裏アカでの推しのひどい発言
  • 突然の結婚や妊娠、出産
  • 警察沙汰で活動休止や引退
  • 恋愛禁止のアイドルに恋人が発覚
  • スポンサーや運営とのいざこざ

「勝手に期待してたのは自分でしょ」と言われがちですが、推していた身からすればショックですよね。

心にぽっかり穴があいたような虚無感や絶望感、支えを失った悲しみ、それが怒りに変わることも。

推しの変化を止める術がない

わたしたちの無力なところですね。

その現実がある限り、変わった推しを受け入れる寛大さが自分にないと、つらい思いをしやすいです。

③ 人間関係がうまくいかない

  • 家族や恋人に理解されない
  • 推し友との温度差を感じる
  • SNS でトラブルに巻き込まれる
  • あらゆることがマウント合戦に感じる
  • リアルな友だちとの距離感を感じる

心理学者のアドラーは「人の悩みの9割は人間関係」と言っていますよね。

楽しいはずの推し活でさえも、人間関係に疲れるのは避けられないということです。

理解されなかった実体験

  • 大切なものほど “隠す”
  • SNS は見ない
  • 現場へはひとりで行く
  • リア友や知人には “にわか”を演じる

わたしは上記のような “隠れオタク” です(笑)

④ 現実とのギャップが大きくなった

  • 家事がおろそかになる
  • 恋愛や結婚から遠ざかる
  • 家族との時間を確保しない
  • これまでの友だちと遊ばない
  • 将来のための貯金ができない
  • キャリアアップのための勉強が後回しに

上記のように「推しのために生きてる」と本気で考える人は、推し活をやめた後にこそ注意が必要です。

推しという支えを失い、孤独やこの先への不安を感じると、

  • これからどうやって生きていけばいいの
  • もっと違うことにお金や時間を使えばよかった

という強い後悔を抱き、生きることが難しくなるケースもあります。

⑤ 感情の動きに疲れてしまった

推し活の楽しい部分に注目が集まりがちですが、メンタルを保つのって想像以上に難しいですよね。

  • 周りの発言に傷つく
  • 推しの言動に気持ちが左右される
  • 推せていない自分にがっかりする
  • SNS で見たくない情報を見てしまう

楽しい気持ちが多くても、たったひとつの “ネガティブ” で現実に戻されてしまう。

そういう “ 脆さ” をはらんでいるのが「推し活」でもあります。

感情のアップダウンに疲れてしまうと、楽しい気持ちが

  • わたし、なにやってるんだろう
  • なんか、“もういい” かな

という “冷め” に変わり、これまでの推し活を後悔してしまいます。

“推し活した後悔” と向き合う3つの考え方

“推し活した後悔” と向き合う3つの考え方

つらい気持ちを忘れられないときは、自分を責めずに、ゆっくりと気持ちを整えていきましょう。

  • 過去の自分を否定しなくていい
  • 推しからもらった経験や感情に目を向ける
  • 今の気持ちをノートに書き出してみる

上記3つの考え方を紹介します。

① 過去の自分を否定しなくていい

自分や推しを責めるのではなく、推しを好きだった気持ちを肯定しましょう。

  • 好きだった
  • 今でも好き
  • 好きでいてよかった

心のなかでつぶやくだけでもいいし、ノートに書くのも効果的です。

「失敗」ではなく「あのとき必要だったもの」

今は後悔しているかもしれないけど、推し活は確実にあのときの自分を支えていましたよね。

過去の “ネガティブ” ではなく、よかったことに目を向けると、つらい気持ちが和らぎます。

② 推しからもらった経験や感情に目を向ける

「失ったものばかり数えるな!(省略)確認せい!お前にまだ残っておるものは何じゃ!」

「ワンピース」第506話(コミック第60巻)より

漫画「ワンピース」でわたしが好きなセリフです。

こまり

分かる人、いますか?

  • 使ったお金
  • 過ぎ去った時間
  • 失った人間関係や信頼

なくなったものを数えても、前には進めない。

推しからもらった “うれしい” 感情、推しが連れて行ってくれた場所を数えてみましょう。

失ったものよりも、残っているものの多さ、尊さに気づくはずです。

③ 今の気持ちをノートに書き出してみる

今感じていることをそのまま、思いつくままにノートや紙に書き出してみましょう。

「ブレインダンプ」と呼ばれる思考整理術です。

頭の中に浮かんだ気持ちや考えを書き出すことで

  • 感情の正体
  • その気持ちに至った原因
  • 気持ちやできごとの関連性

を整理し、自分を俯瞰するのに役立ちます。

俯瞰する = 今の状況を冷静に分析する

感情に飲まれてしまっては、いいことはなにも見えてきません。

後悔という強い感情から離れることで、気持ちが楽になりますし、次にするべきことが見えてきますよ。

これからの推し活を後悔しないためにできること3選

これからの推し活を後悔しないためにできること3選

推してきたことを後悔したとしても、推し活をやめる必要はありません。

今の気持ちを活かしつつ、これから後悔しないためにできることを3つ紹介します。

  • お金と時間に “ルール” をつくる
  • 推し活以外の軸を持つ
  • 推しとの距離感を見つめ直す

もちろん、無理はせず、できることをやれば OK です。

① お金と時間に “ルール” をつくる

推し活に使っていい時間とお金を決めましょう。

  • 推し活に使うお金は月に1万円まで
  • 配信を見るのはお風呂に入ってから
  • 資格の勉強をやってから SNS を見る

上記のような例ですね。

推し活を最優先すると、お金や時間を使うべきところに使えなくなります。

それを防ぐために、お金や時間に優先順位をつけ、推し活にかけていた “ウエイト” を分散することが大切です。

② 推し活以外の軸を持つ

自分を支えるものが推し活だけだと、推しをやめたときにすべてが崩れる危険性があります。

  • 他の趣味を見つける
  • 仕事や勉強などにも目を向ける
  • 友人や家族との時間も大切にする

上記のように、推し活以外にも自分を支えるものを見つけるのがおすすめです。

自分の中に複数の “支え” を持つことで、ひとつが折れてもくじけない人生を送ることができます。

③ 推しとの距離感を見つめ直す

  • 推しがすべて
  • 推し活が正義
  • 推しのいない人生なんて無意味

推し活に熱中していると上記のように考えがちですが、全員にとってそれが正解とは限りません。

現場に行かない “推し方” があってもいいし、課金しない “推し方” があってもいい。

こまり

人それぞれに合った “推し方” があります。

楽しく推し活をしていくには、自分と推しとの適切な距離感を見つけることが大切です。

それでも “後悔” がつらいときの対策法【3つ】

それでも “推し活の後悔” がつらいときの対策法【3つ】

それでも推し活の後悔がつらいと感じる場合は、次の3つの方法を試してみましょう。

  • 推し活から距離をとってみる
  • 離れて見えたことを大切にする
  • 新しい楽しみや出会いに目を向ける

推し活との距離感を見直すことで、疲れた気持ちが楽になるはずです。

① 推し活から距離をとってみる

  • SNS を見ない
  • 現場に行かない
  • 推し友と距離をとる
  • グッズなどに課金しない

できることだけでいいので、“推し断ち” してみましょう。

推し活と無関係なことをする

家の中をそうじしたり散歩に出かけたり、いらないものを処分したりするのもいいですね。

十分に疲れがとれたら、自然に「また推しに合いたい」とからだが動くはずです。

② 離れて見えたことを大切にする

  • また推しに会いたいか
  • 配信を見るだけで満足か
  • 音楽や映像だけで満足か
  • 推し活のなにがつらかったか

推し活から離れてみて感じたことと、しっかり向き合いましょう。

それが “自分だけの推し方” を見つけるヒントです。

筆者の実体験

わたしは推しから離れた結果、“担降り” しましたが、そのおかげで新しい推しと自分らしい推し方を見つけられました。

距離をとるからこそ見えてくるものもありますよ。

③ 新しい楽しみや出会いに目を向ける

  • やってみたかったことに挑戦する
  • 行ってみたかった場所へ行ってみる
  • マッチングアプリで出会いを探してみる

なにかしていないと落ち着かない場合は、思い切って新しいことにチャレンジしてみましょう。

今までと違う行動が自分と推し活のちょうどいい距離感をつかむヒントになるかもしれません。

まとめ|推し活に後悔しても「失敗」ではない

まとめ

推し活に後悔の気持ちがあること、それは「ちゃんと本気で好きだった」証でもあります。

たしかに、お金も時間もかかるし、感情のアップダウンに疲れることもある。

でも、それだけ「誰かを応援する気持ち」に、全力で向き合ってきたということです。

  • 推しに夢中だった自分も
  • 今つらさを感じている自分も
  • これから新しい推し方を探す自分も

どれも間違いではありません。

もし、今、推し活にモヤモヤしているなら、無理に前向きにならなくても大丈夫です。

少しずつ、気持ちを整理して、自分なりの「ちょうどいい推し方」を見つけていきましょう。

このブログでもお手伝いしていきます。

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この記事を書いた人

こまりのアバター こまり 30代の隠れオタク

担降り → 劇場沼|推し活歴は20年以上丨ブログ副業でチケット代9枚分を回収済み|日常では理性あるふつうの大人に擬態中です

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